小説・仮面ライダータルフ 第4話「爆弾発言・もうひとつの種族」

いつも読む本は、24・プリブレ・LOSTの小説版
書く時に参考にしてるから、どうしてもセリフ・展開が海外ドラマっぽくなる
それにもともとが映像だから伝わりづらい所があったらスイマセン
 
いきなり現れた闘牙はフリスクを噛みながら、広樹をじっと見ている
広樹は「エルフ族」の存在を知って驚いているようだ
「タルフとして聞きたい事があると、ボスが言っていた」
こう言うとようやく広樹はうなずいた

広樹はバイクで、闘牙のバイクの後ろを走っていた
30分ほど走ると15階建てぐらいのビルで止まった
闘牙がヘルメットを取りながら話しかけてくる
「ここがELF Corporation。ホビット族でいうと歩人のような場所だ」
どことなく高圧的な闘牙にイラッといながらも広樹は尋ねた
「エルフ族もゴブリンと戦ってるんですか?」
「それは後でボスが話す」
近づいてきた闘牙はミントの匂いが強い
バイクに乗ってる時に一回も食べなかったのが不思議なくらい、フリスクをたくさん食べている
そんなことを思いながら、広樹は闘牙の後を着いていった
「社長室」と書かれた部屋に入る。どうやらボスとは社長のようだ
社長室の中にはスーツを着た40代の男が立っていた。身長が高く、180センチはありそうだ
そういえば闘牙も背が高い。エルフ族にはホビット族とは反対に背が高くなる傾向があるらしい
「ELF Corporation社長の本橋だ。君に話すことがある」
本橋は横柄な態度で話しかけてくる
困った広樹が闘牙を見ると、またもやフリスクを食べていた
「私たちエルフ族は、ホビット族とゴブリン族の監視が使命だ。基本的には戦わない」
広樹はとっさに反論していた
「なら毎回助けに来てください!」
本橋も口調が荒くなる
「古代エルフ族が決めた事だ!だが最近事情が変わった!」
一度言葉を切って落ち着いた本橋は続けた
「ゴブリン族の強さが増している。君たちでは倒せないほどにだ。だから我々も前線で戦う」
その直後、闘牙が声を張り上げた
「ゴブリンがいる!恐らく増殖するタイプです」
それを聞いた本橋が命じた
「熱海!瀬戸くん!すぐに向かってくれ」

広樹と闘牙はビルの駐車場に戻っていた
広樹がヘルメットをかぶりながら、気になっていた事を聞く
「闘牙さんはどうやって戦うんですか?」
闘牙は口元に笑みを浮かべて答えた
「まぁ見てろ。それより、君は1時間前に戦ったばかりだ。無理するな」

数十分後、2人はゴブリンのいる場所に近づいていた
かすかだが爆発音がしている。それも何回もだ
カーブを曲がると、ビルに囲まれた広場に緑色の怪物が5体見えた
頭の形からサボテンだとわかる
広樹はバイクを飛び降り、気を集中させた
「ゴブリン!全員俺が倒してやる!変身」
すぐさまタルフになり、その内の1体にキックを浴びせる
だが、すぐに他の2体に後ろから攻撃され、よろめいてしまった
その隙に最初の1体が、サボテンの実のような物を投げつける
するとタルフに当たって爆発した

一方闘牙は残りの2体を相手にしていた
攻撃を受け流し、距離を取った闘牙は、フリスクを取り出した
「お前らには……4個だ」
そう言うとフリスクを4粒食べ、ミントの匂いが利いた大声を出す
「変身!!」
すると闘牙の体は風に包まれ、その中から白い優雅な怪人が現れた
それはエルフの力が強い者だけが変身できる、エルフ版・仮面ライダータルフ
仮面ライダールフェスだ
ルフェスとなった闘牙はゴブリンの方へ走ってゆく
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